Asuene Inc

09/29/2026 | Press release | Distributed by Public on 09/28/2026 22:25

アスエネ、「ASUENE LCA」で自動車業界の国際規格Catena-Xに準拠したデータ交換を可能にする連携機能の開発を開始

製品単位のCO2排出量であるCFPデータを、異なるシステム間で共有できる仕組みの構築へ

アスエネ株式会社(本社:東京都港区、Founder 代表取締役CEO:西和田浩平、以下「当社」)は、LCA/CFP算定サービス「ASUENE LCA」において、自動車業界のデータ連携に関する国際的な標準規格やルールを策定する「Catena-X」に準拠した製品単位のCO2排出量であるCFP(PCF*)データ交換に向けた連携機能の開発を開始しました。

本取り組みを通じて、「ASUENE LCA」で算定したPCFデータを、Catena-Xに準拠したデータとして、企業間で交換できる仕組みの構築を目指します。CBAM、欧州電池規則、ESPRなどの欧州規制や、取引先からのデータ提出要請への対応を支援し、日本の自動車部品メーカーと欧州企業との円滑な取引に貢献します。

「Catena-X」連携の背景

欧州では、CBAM(炭素国境調整措置)の本格運用が始まっているほか、すでに施行されている欧州電池規則やESPR(エコデザイン規則)に基づく各種要件が段階的に適用されています。企業には、製品の環境負荷やPCFなどのデータを、サプライチェーン全体で把握・共有することが求められています。

Catena-Xは、自動車産業の企業・団体が参加し、企業間でデータを交換するための標準規格やルールを策定する国際的な団体です。自動車産業は、完成車メーカーを頂点にTier1、Tier2、Tier3などのサプライヤーが重層的につながっているため、製品や部品をサプライチェーン全体で追跡できるトレーサビリティの確保が重要です。

従来、PCFデータは各社がExcelなどで作成し、取引先ごとに異なる形式で提出するケースが多く、企業間のシステム連携やデータの相互利用が課題となっていました。欧州の完成車メーカーを中心に、Catena-Xの標準規格に準拠したデータ交換への対応が進む中、取引先となる部品メーカーやサプライヤーにも対応が求められています。

当社は2026年7月、サプライチェーンCO2可視化プラットフォーム「Secaro」を展開する2degrees Ltdをグループに加え、欧州事業の基盤を強化してきました。

こうした背景から、当社は「ASUENE LCA」で算定したPCFデータを、Catena-Xに準拠した別のプラットフォームと連携可能にするための開発に着手しました。

Catena-X標準対応の内容

「ASUENE LCA」は、専門知識がなくてもLCA・CFP(PCF)算定を進められるサービスです。今回開発しているのは、「ASUENE LCA」で算定したPCFデータを、Catena-Xに準拠した外部プラットフォームに連携するための機能です。この機能を開発することで、ASUENE LCAで算定したPCFデータを、取引先ごとに個別に加工・変換することなく、そのまま別のCatena-Xに準拠したプラットフォームに共有できる仕組みの構築を目指します。

これにより、自動車部品メーカーは、Catena-Xに準拠した形で算定からバイヤーへのデータ共有までをワンストップで行えるようになります。今後は、実証実験と検証を経て商用化を目指し、日本の自動車部品メーカーがグローバルサプライチェーンで求められる共通のデータ要求に対応できる環境の構築を支援していきます。

「ASUENE LCA」について

「ASUENE LCA」は、SuMPO独自開発の原単位を世界初搭載した算定サービスです。
初心者の方でも簡単に算定・分析・報告書作成が可能です。
ASUENE LCAサービスサイト:https://asuene.com/lca

<注釈補足>
* CFP:Carbon Footprint of Products(カーボンフットプリント)の略称。商品やサービスがつくられてから捨てられるまでのライフサイクルの各過程における温室効果ガス排出量の合計をCO2排出量に換算して表示する仕組み
* LCA:Life Cycle Assessment(ライフサイクルアセスメント)の略称。製品やサービスの生産から消費、廃棄に至るまでのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に算出する手法

Asuene Inc published this content on September 29, 2026, and is solely responsible for the information contained herein. Distributed via Public Technologies (PUBT), unedited and unaltered, on September 29, 2026 at 04:25 UTC. If you believe the information included in the content is inaccurate or outdated and requires editing or removal, please contact us at [email protected]