07/22/2025 | Press release | Distributed by Public on 07/21/2025 21:02
第6戦決勝
午後3時15分から36周で争われる第6戦の決勝が行われました。
スタートでは、最前列2番手グリッドの坪井に、3番手スタートの福住が並びかけますが、順位変動には至らず。その坪井はポールポジションから逃げる野尻智紀(TEAM MUGEN)を1周目から激しく攻め、2周目に入ったメインストレートでパス。早くも首位に浮上。その後も坪井はペースを緩めることなく、2位以下との差をどんどん広げていきました。
10周目を終え、タイヤ交換義務の消化が可能になると、まず3位の福住、阪口らがピットイン。翌周には2位の野尻、大嶋らがピットへ向かいました。坪井は23周目を終えたところでピットイン。野尻の後方でコースに復帰しましたが、新しいタイヤの優位性も活かし、26周目の13コーナーでパスし、首位を奪還しました。
首位に立った坪井は、みるみるうちに後続との差を広げていき独走。最後は6秒以上の大差をつけてトップチェッカー。前戦オートポリスに続く2連勝、富士では昨年の3戦全勝に続く4連勝を果たしました。また、この勝利により、坪井はドライバーズランキング首位に浮上しました。
レースを通して上位を争った福住が4位。13番手スタートから好ペースでのレースを繰り広げた大嶋は、記念すべき100レース目で6位入賞。阪口が7位、大湯が8位でポイント獲得を果たしました。
また、第6戦の決勝終了後には、通算100戦出場を果たした大嶋の記者会見と共に日本自動車会議所から記念品の贈呈が行われ、大嶋はこれまでの感謝を伝えると同時に、今季限りでスーパーフォーミュラから引退することを発表しました。