Mitsubishi Heavy Industries Ltd.

02/24/2026 | Press release | Distributed by Public on 02/24/2026 00:31

AIを活用し情報を早く安全に処理、エッジデータセンター「DIAVAULT」

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AIを活用し情報を早く安全に処理、エッジデータセンター「DIAVAULT」

2026-02-24

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◆ 電力供給・冷却システム・データ処理を一体で提供、現場での情報処理と安定稼働を同時に実現
◆ 高度セキュリティ型エッジデータセンターを核とする産業向けデジタルインフラ

三菱重工業は、独自に開発した産業向けエッジデータセンター(注1)のブランドを「DIAVAULT(ディアヴォルト)」として立ち上げました。DIAVAULTは、オンプレミス環境(注2)で現場データとAIの活用を可能とするデジタルインフラです。クラウド環境では難しい、高い安全性や素早い処理を実現します。加えて、安定した電力供給・冷却システムを備えているため、長期間の安定稼働も可能。DIAVAULTは、産業界のデジタル変革を加速するカギとなります。

現在はIoTやAIの普及によって、大量のデータをリアルタイムで処理するニーズが強まっています。しかし、クラウドを中心とした処理では、遅延や機密性などの課題が存在します。そのため、膨大なデータが生成されるデバイスおよびデータ利用者の近くで情報を高速・分散処理する「エッジコンピューティング」の重要性が高まっています。

こうした背景から、当社はオンプレミス型のデジタルインフラの開発を推進。現場での高い情報処理と安定稼働を同時に実現する高セキュリティ型エッジデータセンターを核とするDIAVAULTは、利用先の要望に合わせて小規模から数MWの推論データセンター(注3)までを柔軟にカバー。製造現場・研究施設・防衛関連分野など、さまざまな場所や分野での推論環境や、低遅延ニーズに対応する5G接続といった多様なエッジソリューションを提供します。

このたび、当社横浜製作所(横浜市中区)に設立したYokohama Hardtech Hub(YHH)の敷地に、実証AIデータセンターをオープンし、ユースケースに応じた実証を開始しました。当データセンターは以下の特徴を有します。

  1. AI処理に特化した新世代のGPU(画像処理半導体)を搭載したサーバーを「二相式ダイレクトチップ冷却」(注4)によって高効率に冷却し、パワフルな計算力と優れた冷却性能による低PUE(注5)を両立。
  2. サーバー室は20フィートコンテナ2個分とコンパクトながらも、奥行きの長い大型サーバーやCDU(注6)のメンテナンス性を考慮した広い空間を確保。常時給電型の無停電電源装置も備える。
  3. 独自のデジタル空調統合制御技術を用いて、サーバー負荷をモニタリングしながら空調および熱源を最適制御することによって、年間を通じた省エネ効果を発揮。
  4. 二要素認証による強固な入退室セキュリティに加え、設備全体の遠隔監視を導入。安定した無人運転を図る。

三菱重工は、社会インフラ分野で蓄積してきた総合技術力や、データセンター向けの電源・冷却・デジタルの技術を基盤に、次世代の生成AI・フィジカルAIに対応する高レジリエンス、高セキュリティのソリューションの提供を進めています。今回のDIAVAULTの展開を機に、今後は国内外のパートナー企業との協業も検討しながら、より高度で信頼性のあるAIインフラの普及と共創を推進していきます。

  • 1ユーザーやデバイスに近い場所に設置された小規模なデータセンター。
  • 2クラウドではなく、会社や工場、研究所といった施設にサーバーを置いて、データを直接、管理・処理する仕組み。
  • 3AIモデルが「学習」後、高速・効率的に「推論」するために最適化されたデータセンター。AIアクセラレーター(AIの処理に特化したハードウェア)を備えています。
  • 4サーバー内部の半導体チップ(プロセッサー)上のコールドプレートに絶縁性冷媒を二相式(液体と気体)で循環させ、水を使用せずに熱を取り除く冷却技術。
  • 5PUE(Power Usage Effectiveness)は、データセンターがどれだけ効率的に電力を利用しているかを示す指標。1.0に近いほど効率が良いとされます。
  • 6CDU(Coolant Distribution Unit:冷却分配装置)は、サーバーなどのIT機器を効率的に冷却するため、冷却液(クーラント)を循環・分配・温度調整する装置。

YHHに設置したエッジデータセンター「DIAVAULT(ディアヴォルト)」

Tags: 産業機械 ・設備
担当窓口:成長推進室

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長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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Mitsubishi Heavy Industries Ltd. published this content on February 24, 2026, and is solely responsible for the information contained herein. Distributed via Public Technologies (PUBT), unedited and unaltered, on February 24, 2026 at 06:31 UTC. If you believe the information included in the content is inaccurate or outdated and requires editing or removal, please contact us at [email protected]