10/26/2026 | Press release | Archived content
当社が支援し今年5月に開所した、カンボジア・シェムリアップ州のノーコー・ピア寺子屋(ネパールに続く2例目)を、10月5日〜9日に当社社長の柳田ら3名で訪問しました。日本ユネスコ協会連盟カンボジア事務所のブッタ所長をはじめ皆さまの温かい歓迎のもと、子どもたちや地域の方々と交流した一日を報告します。
| 訪問日程 | 2026年10月5日(月)〜10月9日(金) ※移動期間含む |
| 訪問先 | 日本ユネスコ協会連盟 カンボジア事務所/ノーコー・ピア寺子屋(シェムリアップ州アンコールチュム郡) |
| 訪問者 | 代表取締役社長 柳田昌宏、取締役海外販売部長 木村亨、取締役経営企画管理室長 福島義一(計3名) |
学校に通えなかった人、途中でやめざるを得なかった人に再び学ぶ機会を届ける取り組みです。シェムリアップ州の成人非識字率は1998年の46%から2023年は18%へ下がり、寺子屋は現在24軒、毎年約1,000人が学んでいます。運営は住民ボランティアによる委員会が担い、小学校の復学支援(2年間で課程修了)や中学校クラス、奨学金などで学びを支えています。
寺子屋のあるアンコールチュム郡は、約400㎢の農村地域です。住民の約45%が月1万円以下で生活し、小学校の就学率は95%と高いものの、中学校の就学率は約60%に下がります。
現在は成人識字クラス50人、小学校クラス24人、中学校クラス19人が学び、63世帯が仕事を始めるための貸付けなどの支援を受けています。10km離れた所から通う子もおり、子どもたちは先生の話に真剣に耳を傾けていました。壁の銘板には「BANZAI, LTD.」の名が刻まれ、当日は当社キャラクター「BAN君」のボールペンを贈呈しました。
寺子屋に通う13歳の女の子の家庭を訪問しました。幼くして父を亡くし、母も別の州で新しい家庭を持ったため、貧しい隣人の「おばあさん」に育てられ、3年生で一度は学校をやめた彼女は、寺子屋で再び学べるようになり、「教育は貧困から抜け出す鍵」と毎日懸命に勉強しています。
現地で肌で感じた暮らしの厳しさと、その中で学ぶ子どもたちの素直な姿が心に残りました。この支援は社員一人ひとりの仕事が生んだ国際貢献です。今後も次の世代へ引き継ぎ、支援を続けて参ります。