TAIKO Pharmaceutical Co. Ltd.

08/17/2026 | Press release | Distributed by Public on 08/16/2026 23:04

創業80周年 大幸薬品「ラッパのマークは備えのしるし」プロジェクト 災害時の不安1位は「トイレ」66.1%、でも備えはわずか4割 '流してはいけない'を約半数が知らない実態も

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大幸薬品株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:柴田 高、以下「大幸薬品」)は、2026年7月、全国の20~60代の男女1,095名を対象に「災害時のトイレ防災に関する意識調査」を実施しました。 大幸薬品はこれまで、ラッパのマークの『正露丸』をはじめとする製品を通じ、常備薬という形で多くのご家庭に「備え」を提供してまいりました。創業80周年を機にその視点を防災へと広げ、「ラッパのマークは備えのしるし」プロジェクトを立ち上げ、日常の備えの見直しを啓発する取り組みを進めています。 2025年度に実施した調査で「救助を求める備え」(笛・ホイッスルなど自らの存在を周囲に知らせる手段)の準備率が17%にとどまることが分かったことを受け、2026年1月には大阪府吹田市の小学校5校へ防災ホイッスル約2,000個を寄贈するなど、暮らしの中の"備え"を見直す活動を続けています。本調査は、その一環として、災害時における「トイレの備え」の実態を明らかにし、防災意識の向上につなげることを目的に実施しました。 災害時に最も不安を感じることは「トイレが使えないこと」(66.1%)であるにもかかわらず、非常用トイレを備えている人は41.3%にとどまりました。また、大地震直後には、断水していなくても排水設備の安全が確認されるまではトイレの水を流さないことが推奨されていますが、「水があれば流してよい」と考える人も一定数おり、災害時のトイレに関する「意識」と「備え」のギャップに加え、正しい知識が十分に知られていない実態が浮き彫りになりました。

<調査トピック>

  • ● 災害時の最大の不安は「トイレが使えないこと」(66.1%)。しかし備えている人は41.3%と「意識」と「備え」にギャップ
  • ● 災害時、トイレを"流してはいけない場合がある"ことを知らない人が約半数に。
    汚水の逆流や下階への漏水リスク、「知らなかった」人が約2割
  • ● 非常用トイレを備えていても56.5%が「20回分以下」。目安の35回分に足りていない
  • ● 備えが進まない理由は「必要だと思っているが未購入」がトップ。"行動の先延ばし"が明らかに
  • ● 災害は外出中にも。携帯用トイレの持ち歩き率はわずか4.2%

■災害時の最大の不安は「トイレが使えないこと」(66.1%)。しかし備えている人は41.3%と「意識」と「備え」にギャップ
地震や台風などの災害時を想定したときに不安に感じることを聞いたところ、「飲料水の不足(61.2%)」や「食料の不足(57.9%)」を上回り、「トイレが使えないこと」が66.1%で最多となりました。

地震や台風、大雨などの災害時を想定したとき、あなたが特に不安に感じることをすべてお選びください。(n=1,095)

一方、自宅に備えている防災用品は「飲料水」(76.3%)、「非常食」(66.5%)、「懐中電灯・ランタン」(62.9%)と、7割程度の人が基本的な防災用品の備蓄が進む中、「非常用トイレ」を備えている人は半数以下の41.3%となりました。
多くの人が災害時に「トイレが使えなくなること」を最も不安視しているにもかかわらず、備えは進んでいないという、「意識」と「備え」とでギャップが生じていることがわかりました。
トイレは「使えなくなってから」では対応が難しい備えです。飲料水・食料と同じ"必需品"として、非常用トイレを備蓄リストに入れておくことをおすすめします。

あなたが現在、自宅に備えている防災用品をすべてお選びください。(n=1,084)

■災害時、トイレを"流してはいけない場合がある"ことを知らない人が約半数に。汚水の逆流や下階への漏水リスク、「知らなかった」人が約2割
大きな地震が起きた直後、断水はしていないものの安全確認ができていない状態でトイレの水を流してよいと思うかを聞いたところ、「排水管などの安全が確認できるまで流さないほうがよいと思う」と正しく認識している人が54.1%いた半面、「汲み置きの水などがあれば流してよいと思う(22.3%)」、「問題なく流してよいと思う(12.5%)」、「わからない(10.8%)」という結果に。これらを合わせると、安全確認前にトイレを流してしまう可能性がある人は45.6%にのぼります。

大きな地震が起きた直後、断水はしていないものの安全確認ができていない状態で、トイレの水を流してよいと思いますか。(n=1,095)

災害時にトイレの水を流すことで起こり得るリスクについて聞いたところ、「排水管が破損していると汚水が逆流することがある」と知っていた人は50.4%、「建物の下の階に汚水漏れが広がることがある」と知っていた人は45.8%、「安全確認まで水を流さず携帯用トイレを使うべき」と知っていた人は38.4%でした。リスクの認知は一定数進んでいるものの、これらのリスクを「いずれも知らなかった」と回答した人も21.7%存在しました。
大地震の直後は、見た目には水が流れる状態でも、排水管などが破損していれば、流した水が汚水となって逆流し、集合住宅では下の階へ被害が及ぶこともあります。断水していなくても、安全が確認できるまではトイレの水を流さず、非常用トイレなどを使用することが重要です。二次被害を起こさないためにも、非常用トイレの備えが不可欠です。

災害時に安易にトイレの水を流すと、次のようなリスクがあることを知っていましたか。
あてはまるものをすべてお選びください。(n=1,095)

■非常用トイレを備えていても56.5%が「20回分以下」。目安の35回分に足りていない
災害時に備えて自宅に非常用トイレを備えている人に、準備している個数を聞いたところ、「5~20回分程度」(36.6%)が最も多く、次いで「5回分未満」(19.9%)、「21~50回分程度」(19.4%)の順でした。「20回分以下」の合計が56.5%と半数以上を占め、「何回分あるか把握していない」も11.6%の割合でした。
非常用トイレは、1人1日5回、7日分で一人あたり35回分がひとつの目安とされています(※)。家族の人数を掛け合わせて、家庭全体で必要な数を備えておく必要があります。あわせて、一度開封して使い方や使用後の処理方法を確認しておくと、いざという時に落ち着いて対応できます。

※出典元:経済産業省
参照サイト:https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/jyutaku/toirebichiku.html

あなたが現在、自宅に備えている非常用トイレ(携帯用トイレを含む)は、一人当たりおよそ何回分ですか。(n=448)

■備えが進まない理由は「必要だと思っているが未購入」がトップ。"行動の先延ばし"が明らかに
自宅に非常用トイレを備えていない人にその理由を聞いたところ、「必要だと思っているが、まだ購入できていないから」が24.1%で最多となりました。次いで「飲料水や非常食の備えを優先しており、トイレまで意識が向いていなかったから(22.0%)」、「災害時に自宅でトイレに困る状況を想定したことがなかったから(20.3%)」と続きました。

あなたが自宅に、非常用トイレを備えていない理由として、あてはまるものをすべてお選びください。(n=636)

 この結果から、非常用トイレの必要性は認識しつつも、他の備蓄に比べて優先順位が下がってしまっている「行動の先延ばし」が課題であることがわかります。一方で、きっかけさえあれば行動につながりやすい層が多いとも言えます。防災の日や防災週間は、家庭の備えを見直す好機です。まずはご家庭の人数に応じて必要な回数分(1人あたり1週間分=約35回分が目安)を確認し、不足分から準備を進めてみてはいかがでしょうか。非常用トイレは、ドラッグストアやホームセンター、インターネット通販などで手軽に購入できます。

■災害は外出中にも。携帯用トイレの持ち歩き率はわずか4.2%
今回の調査で、普段の外出時に持ち歩いているものを聞いたところ、「現金(50.6%)」、「飲料水・水筒(42.0%)」、「モバイルバッテリー・充電器(29.5%)」が上位を占めた一方、「携帯用トイレ」はわずか4.2%にとどまりました。持ち歩いていない理由を聞いたところ、「外出中にトイレが使えなくなる状況を想定したことがなかったから」が35.6%、「かさばりそうだから」が34.3%、「外出時に持ち歩く必要性を感じていないから」が23.7%となりました。
備えの意識は自宅に偏りがちですが、外出中に災害が発生した場合、駅や商業施設などのトイレが使えなくなる可能性もあります。携帯用トイレは小さく軽いものも多く、常備薬・胃腸薬などとともにポーチに入れておくことで、いざという時の不安を軽減できます。

あなたが普段の外出時に持ち歩いているものを
すべてお選びください。(n=1,042)

あなたが普段の外出時に、携帯用トイレを持ち歩いていない理由として、あてはまるものをすべてお選びください。(n=998)

■まとめ
今回の調査から、災害時のトイレ対策への潜在的なニーズは極めて高いものの、「意識」が「行動(備蓄・携帯)」に結びついていない実態が見えてきました。大地震の直後は、断水していなくても排水設備が破損している可能性があるため、安全確認ができるまではトイレの水を流さず、非常用トイレを使用することが大切です。
災害時のトイレは、使えなくなってからでは対応が難しい備えのひとつです。自宅には必要回数分の非常用トイレを、外出時には携帯用トイレを防災ポーチなどに入れておくことで、日常の中で無理なく「トイレ防災」を始めてみませんか。
大幸薬品はこれまで、ラッパのマークの『正露丸』をはじめとする常備薬を通じて、「家庭での備え」を支えてきました。おなかの健康に向き合ってきた企業として、トイレを我慢することのリスクにも目を向けています。だからこそ、トイレの問題を単なる設備の課題としてではなく、暮らしの備えの一部として、健康を支えてきた会社の視点から啓発していきたいと考えています。本調査で明らかになった声に応える形で、今後も「ラッパのマークは備えのしるし」というプロジェクトのもと、誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献してまいります。

【調査監修:備え・防災アドバイザー 高荷智也(たかに ともや) 氏】

●プロフィール

合同会社ソナエルワークス 代表社員

備え・防災アドバイザー

「自分と家族が死なないための防災」をテーマに、地震・水害・パンデミックなどの自然災害から、銃火器を使わないゾンビ対策まで、堅い防災を分かりやすく伝える活動に従事するフリーの防災専門家。防災ユーチューバーや、Voicyパーソナリティとしても活動する。
大幸薬品「ラッパのマークは備えのしるし」プロジェクトでは、2026年1月に大阪府吹田市で実施された防災ホイッスル特別講座「命を守る『音』の防災」に講師として登壇。

災害時の命と健康を守る「トイレの備え」
非常用トイレは、命と健康を守るための重要な防災用品です。災害時に十分なトイレを確保できないと、水や食料の摂取を控えるようになり、体調不良や持病の悪化、エコノミークラス症候群などにつながるおそれがあります。水や食料という「入口」だけでなく、トイレという「出口」もあわせて備えることが大切です。
外出先における災害対策でも、非常用トイレの携帯が命を守る準備になります。トイレを我慢できない状況では、危険な場所へ移動したり、周囲の安全確認や避難行動がおろそかになったりする可能性があるためです。外出時のトイレ携帯も、命を守る準備のひとつとして重要なのです。
今回の調査では、災害時にトイレが使えなくなることへの不安が大きい一方、実際の備えは十分ではなく、その重要性と備えの間にギャップがあることが明らかになりました。重要性の高さと、実際の備えの低さの、ギャップを埋める行動が事前防災では大切になります。トイレに関する困り事は人に伝えづらく、災害対策として後回しになりがちですが、発災後に困ってから調達することはできません。9月の防災月間にあわせて、自宅への十分なトイレ備蓄、外出時のトイレ携帯を改めて考えていただきたいと思います。

■調査概要
1. 調査方法:インターネット調査
2. 調査対象:20歳~69歳
3. 有効回答数:1,095人
4. 調査時期:2026年7月10日~7月13日

■引用・転載時のクレジット表記のお願い
本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「大幸薬品株式会社が実施した調査によると・・・」

<"ラッパのマークは備えのしるし"プロジェクトについて>

大幸薬品は、ラッパのマークでおなじみの『正露丸』をはじめとする製品を通じ、常備薬という形で多くのご家庭の「備え」を支えてまいりました。
ラッパのマークに使われている「ラッパ」は、かつて合図や知らせに使われ、大切な情報を伝える役割を担っていたことに由来しています。
創業80周年を機に、この「備える」「知らせる」という原点を大切にし、『ラッパのマークは備えのしるし』プロジェクトを立ち上げました。暮らしの中の「備え」には、健康から防災まで、さまざまな形があります。
今後も『ラッパのマークは備えのしるし』のもと、暮らしに潜む"もしも"に目を向け、一人ひとりが日頃から備えを意識するきっかけとなるよう、多様な備えのあり方を提案してまいります。

<大幸薬品株式会社について>

大幸薬品は、【「自立」、「共生」、「創造」を基本理念とし、世界のお客様に健康という大きな幸せを提供します】の企業理念のもと、『正露丸』『セイロガン糖衣A』を主力製品とする医薬品事業と、低濃度二酸化塩素ガスの効果を用いた『クレベリン』を主力製品とする感染管理事業を活動の柱としております。近年、セルフメディケーションの重要性が高まる中、当社では家庭薬と感染管理による衛生対策で、お客様の健康への寄与を通じて、社会に貢献できればと考えております。

TAIKO Pharmaceutical Co. Ltd. published this content on August 17, 2026, and is solely responsible for the information contained herein. Distributed via Public Technologies (PUBT), unedited and unaltered, on August 17, 2026 at 05:04 UTC. If you believe the information included in the content is inaccurate or outdated and requires editing or removal, please contact us at [email protected]