01/12/2026 | Press release | Archived content
【ローマ】人道支援関係者が高まるリスクと深刻な資金不足に直面する中、深刻化する極度の飢餓に立ち向かうため、世界食糧計画(WFP)のシンディ・マケイン事務局長は今週、2026年の取り組みを開始します。
WFPの「2026年Global Outlook」によると、世界では3億1,800万人もの人びとが危機的な飢餓レベル、あるいはそれ以上の状況に置かれています。暴力的な紛争、異常気象、厳しい経済状況により食料不安が悪化していることを、WFPの早期警戒システムが警告しており、すでに数十万人が飢きんに近い状況に陥っています。
「新年が始まってわずか2週間ですが、世界はすでに危険で深刻化する飢餓危機に直面しています」とマケイン事務局長は強調します。「WFPの決意は揺らぎません。私たちは生きる術をWFPに頼る人びとに支援を届けるため、あらゆる機会を捉えていきます」。
マケイン事務局長はローマ本部でWFPのグローバルチームに向けて演説し、2026年に飢餓と闘うための最優先事項を示します。これにはWFPの資金基盤の拡大、新技術の変革的な可能性の活用、そして前線で活動するチームが安全かつ効果的に業務を遂行できるよう支援することを含みます。また執行理事会が全会一致で承認した、4年間の戦略計画の重要性を改めて強調し、最大限の効率で最大の成果を上げるための枠組みであると述べます。
世界の最も危険な紛争地帯や緊急事態の現場を訪れているマケイン事務局長は、最も脆弱な人びとにより迅速に支援を届け、複雑化する環境の中でインパクトと効率を拡大することがこれまで以上に重要であると訴えます。
「WFPは早期かつ戦略的で革新的な解決策が飢きんを食い止め、地域社会を安定させ、強制的な移住を抑制し、人びとが生活を立て直せることを何度も証明してきました」とマケイン事務局長は強調します。
しかし現在の予測では、WFPが最も脆弱な1億1,000万人に支援を届けるために必要な130億米ドルの予算のうち、確保の見込みがあるのは半分以下にとどまっています。さらに、より複雑で危険な活動環境により、人道支援活動はますます困難で危険なものになっています。その結果、数百万人が重要な支援から切り離され、命と地域の安定が脅かされる可能性があります。
マケイン事務局長は、飢餓と紛争の関連性について世界の指導者たちに対し、世界的な食料不安への対応を優先し、人為的な飢きんを防ぐよう呼びかけました。
「WFPだけでは飢餓を終わらせることはできません」とし、「今日の危機には、迅速で戦略的かつ断固とした行動が必要です。世界の指導者たちは人道危機の初期段階で介入し、人為的な飢きんをなくし、そして何よりも飢餓と絶望を生み出す紛争を終わらせるよう求めます」。
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世界食糧計画(WFP) は世界最大の人道支援機関であり、緊急時には命を救い、食料支援を通じて人々が紛争、災害、気候変動の影響から立ち直るための平和と安定、繁栄への道を築いています。