WFP - World Food Programme

09/30/2025 | Press release | Distributed by Public on 09/29/2025 23:34

世界食料デー2025イベント「ハンド・イン・ハンド、より良い食と未来へ」

World Food Day 2025
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世界食料デー(World Food Day、10月16日)は、世界の食料問題を考える日として、世界各地で非常に活発な取組みが見られる、国連が制定した国際デーの一つです。150に及ぶ国々に於いて50以上の言語により、何百ものイベントや取り組みが開催され、政府、民間セクター、市民社会、メディア、そして若者を含む一般の人々がこの日に集います。

2025年の世界食料デーのテーマは、「ハンド・イン・ハンド、より良い食と未来へ」です。

農業・食料システムはかつてないほど厳しい課題に直面しています。紛争の激化、異常気象や気候変動の影響、経済ショック、そして拡大する格差が、私たちの農地、水資源、そして生命を支える生物多様性に、大きな圧力をかけています。サプライチェーンの脆弱性も依然として顕著であり、その混乱の影響は、世界中の家庭、市場、そして農地にまで及んでいます。

一部の地域では、深刻な食料不安が人々の暮らしを脅かしています。現在、世界では推定6億7,300万人が、満足に食事をとれない状況にあります。一方で、肥満が増加したり、食料廃棄が蔓延している地域もあります。豊富さと欠如が隣り合わせに存在している、バランスの崩れた農業・食料システムの姿が浮き彫りになっています。

農業・食料システムは、温室効果ガスの主要な排出源でもあります。しかし、食料の栽培、収穫、流通の方法を見直すことで、排出量の削減に貢献する可能性も秘めています。

増え続ける世界人口の食料需要に応えるためには、国境・分野・世代を越えた協力が不可欠です。

本イベントはFAOが主催し、FAOと同じくローマに本部を置く国連機関である世界食糧計画(WFP)、国際農業開発基金(IFAD)の協力、そして日本の外務省及び農林水産省の後援の下で開催されます。

より良い食と未来を考える機会として、ぜひご参加ください。 

世界食料デー2025 日本イベント「ハンド・イン・ハンド、より良い食と未来へ」

日時: 2025年10月10日(金)15:00~16:00(日本時間)形式: オンライン(Zoomウェビナー)主催: 国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所後援: 外務省、農林水産省言語: 日本語/英語(同時通訳あり)参加登録: 以下のリンクからご登録くださいhttps://fao.zoom.us/webinar/register/WN_BlPI8Ci4QXC4-z5VZq3oJw

【プログラム】

  • 司会・進行: FAO駐日連絡事務所長 日比 絵里子氏

15:00 開会

15:05 開会挨拶

  • 外務省
  • 農林水産省

15:15 国連機関からのステートメント

  • FAO 農業食料経済・政策部長 デービッド・ラボルデ氏
  • 国際農業開発基金 (IFAD) 対外連携・資金動員部長 ロン・トーマス・ハートマン氏
  • 世界食糧計画 (WFP) 日本事務所代表 津村康博氏

15:40 質疑応答

15:55 閉会

WFP - World Food Programme published this content on September 30, 2025, and is solely responsible for the information contained herein. Distributed via Public Technologies (PUBT), unedited and unaltered, on September 30, 2025 at 05:34 UTC. If you believe the information included in the content is inaccurate or outdated and requires editing or removal, please contact us at [email protected]