WFP - World Food Programme

10/17/2025 | Press release | Archived content

停戦後の支援拡大が加速する中、WFPは最も危険にさらされている人びとに食料の配給開始

【ガザ、パレスチナ】停戦後、食料配給が再開される中、世界食糧計画(WFP)は、ガザ全域の家族に対して広範な配給システムを通じて支援を提供しています。この支援には、パンの製造支援、栄養支援、最も危険にさらされている人びとへのデジタル送金、そして家庭用食料パッケージの配布が含まれます。

こちらが、ガザにおけるWFPの活動と食料安全保障に関する最新情報です:

WFP の支援活動

  • 停戦が始まった10月11日以降、WFPはガザに280台以上のトラック(約3,000トン)を派遣し、パン工場、栄養支援プログラム、一般的な食料配給を支援しています。
  • 17日の朝早く、WFPの支援物資を積んだ57台のトラックが、WFPおよびパートナー団体の倉庫に安全に到着しました。
  • 停戦後にガザへ搬入されたWFPの物資の大半は、すでにガザ各地の目的地に安全に到達しており、パン工場の稼働継続、パートナー団体への供給、倉庫の補充が進み、支援活動の拡大が続いています。
  • WFPは人道支援組織の物流調整グループを通じて、他団体に代わって、国境で216台のトラックの荷下ろしを支援しました。
  • WFPは5か所で食料パッケージの配布を再開し、約8,500人を支援しています。パッケージには、米、レンズ豆、豆類、ひよこ豆ペースト、トマトペースト、栄養強化ひまわり油などの栄養価の高い食品が含まれています。
  • アクセス状況に応じて、WFPはガザ全域にある145か所の配布拠点を通じて、通常の食料配給体制を回復し、支援を拡大する予定です。
  • 10月4日に再開されて以来、デイル・アル=バラとハン・ユニスの9つのパン工場では、1日平均10万袋(2kg)のパンを生産しており、現在はWFPのパートナーを通じて230か所以上で毎日配布しています。
  • 10月には、WFPは23,000人に栄養支援を提供し、栄養不良に苦しむ妊婦および授乳中の女性1,200人を治療しました。
  • 10月には、50,000世帯以上がデジタル送金を受け取り、市場で食料や生活必需品を購入できるようになりました。月末までに200,000世帯(人口の約10%)への支援を目指しています。
  • WFPはユニセフが設置した、仮設学習センターの子どもたちに栄養スナックも提供しています。
  • WFPは今後さらに別の検問所が開放されることを見越してガザ内の主要道路の整備と復旧作業を進めており、10月14日にはガザ市とエレズ、ジキム間の重要な道路を整備しました。
  • WFPはラファ国境での準備状況や、アシュドッドからの支援強化の可能性を確認しており、これによりさらなる支援物資の流入が可能になることを期待しています。
  • WFPは、今後3か月間で160万人への食料支援を拡大するため、地域内または輸送中の食料17万トンを確保しており、そのうち約6万トンは即時搬入可能な状態です。

運営上の課題

  • 現在、ガザへの稼働中の出入口は2か所のみであり、WFPや他の支援機関が市場の安定化や人々のニーズに対応するために搬入できる食料支援の量が大きく制限されています。
  • ガザ北部への出入口は依然として閉鎖されており、同地域にはほとんど食料支援が届いていません。
  • ガザ内の多くの道路が封鎖、損傷、または破壊されており、食料の輸送に使用できない状態です。
  • インフラの損壊により、倉庫や保管能力にも深刻な影響が出ており、50%以上が破壊されています。
  • 全体的に見て、ガザに搬入されている栄養価の高い食料支援の量は、深刻な飢餓状態に対応するには依然として不十分です。
  • 命を守る食料支援を大規模に届けるためには、以下の重要な要素が必要です。治安の回復、ジキム、エレズ、ケレム・シャローム、キスフィムを含むすべての出入口と回廊の全面開放、物流と通信の能力拡充、燃料の確保、道路修復機材の整備。

ガザの食料安全保障

  • 2年間の戦争、2か月間の封鎖、そして長期にわたる食料供給不足を経て、ガザの人びとは今もなお、食卓に食料を並べることに苦労しています。度重なる避難により、生活を維持するための手段は尽きかけています。
  • 最近の大規模な軍事作戦の舞台となったガザ北部は、9月12日にジキムの出入口が閉鎖された影響で、支援がほとんど届かない状態が続いています。
  • 10月12日時点で、30万人以上が北部ガザに戻ったと報告されていますが、多くは廃墟となった自宅に戻っており、避難民の大半は南部にとどまり、テント生活を強いられ、食料やサービスへの十分なアクセスがありません。
  • 停戦による食料流入への期待から、食料価格は一時的に下落しましたが、現金引き出し手数料は今も20〜24%の高水準にあるなど、流通する現金は依然として不足しています。

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編集者向け注記:

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世界食糧計画(WFP) は世界最大の人道支援機関であり、緊急時には命を救い、食料支援を通じて人々が紛争、災害、気候変動の影響から立ち直るための平和と安定、繁栄への道を築いています。

WFP - World Food Programme published this content on October 17, 2025, and is solely responsible for the information contained herein. Distributed via Public Technologies (PUBT), unedited and unaltered, on October 21, 2025 at 01:52 UTC. If you believe the information included in the content is inaccurate or outdated and requires editing or removal, please contact us at [email protected]